ごくごくシンプルな仕事トレーニング2
グローバル人材の前の基本
自分で仕事のやり方を見て、割ってみて(プロセス区分という意味で)、考えて、いいやり方を考える、という手法は下手な語学よりも役に立ちます。私は別に海外で働きたいと思ったことがないのですが、海外で働きたいと考える人にとっては語学が必須でしょう。しかし、まず、自分の仕事をうまくやれるようになりたいと考える人にとっては、このトレーニングが重要です。
自分初のOJT
これは、自分の仕事の仕方を自分で教育計画を立てて、訓練していくようなものです。本来、この部分を会社が大きくバックアップしてくれたら、とても楽なはずですが、あなたの上司はそんなにもあなたに協力的でしょうか。とてもそんな状況ではないはずです。ここで、一般的な調査だと、「仕事が忙しくて」「人を育てる余裕がない」などという結論で終わっていたりしますが、私は違うんじゃないかと思っています。
会社がぎりぎりの人員で仕事を回しているせいで、教育に割り当てられる時間がない、というのはさももっともらしく聞こえますが、それ以上に、「単にお前、人に教える経験がないし、教えるための能力ないんじゃね?」と突っ込みたくなります。
というわけで、意図せず、リーダーシップを発揮して、自分の仕事に取り組むわけです。やったね。
では、このテーマでは、ホワイトカラーの従業員が直面するいくつかの状況を、ケーススタディにして、勉強してみましょう。