激寒ポエムネキ紫野レイさんに学ぶ文章手本
世の中には、お手本になる文章がたくさんあります。
日本の評論文にありそうな無内容(ほめことば)
当ブログが応援している紫野レイさんのリンク先の文章は、ある種の見事なお手本です。
手順は次の通りです。
抽象的なテーマを選ぶ=「美しさ」
それを、少し扇情的なことばに結晶化する=「少女」
少女にも、美しさにも踏み込むことなく、思わせぶりな言葉を並べる。そして、最後に、「美しさ」や「少女」の暗示するものの深さを、分析のうまくいかなさ(実はする気がない)を通じて表現する。
はい。ある意味、日本の伝統的な評論芸に通じるものがあります。紫野レイさんの偏差値の高さをうかがわせる逸品となっております。激寒ポエムネキとしての貫録を見せつけたというところでしょうか。