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ごくごくシンプルな仕事トレーニング4

 さて、

ごくごくシンプルな仕事トレーニング3 - B☆らぼ

ケーススタディのレベルにまで仕事を引き上げることが第一目的です。人並みに仕事ができる、というレベルでなければ、まともに評価してもらえません。

 

 まず、

ごくごくシンプルな仕事トレーニング3 - B☆らぼ

を一番の目的にすること。スキルアップだとか工夫とかはその後に考えればよいことです。

 

 

 さて、仕事をいくつかのシンプルなモジュールに分割したことには大きな意味があります。モジュールごとに、完成度を高めるための方法を考えます。

 

 たとえば、大きく分けて、三つの作業があります。まずは、データ収集、テンプレート作成、最後に、テンプレートへのコンテンツの埋め込みです。この三つの作業の各々の完成度を高めるためには、データ収集の面では、良質なデータを収集するということが求められます。次に、テンプレート作成ですが、これはデザインの問題になります、綺麗、汚い、というようなレベルの問題もありますが、何よりも伝わりやすいか、という点が大事になります。最後に、コンテンツの埋め込みですが、どういう形でデータを具体的な図やグラフに落とし込むかというのが課題となります。

 

改善ポイント1

良質なデータを収集する

 

 自分自身が右も左もわからない従業員だった頃は、やたらとデータを収集した割には、ほとんど使えなかったことがあります。分析の目的やパターンが分かっているからこそ、用途に応じたデータを選んで取得することができるのです。

 

 まあ、ここはかなり高度なポイントになるため、後回しでよいでしょう。

 

改善ポイント2

伝わりやすいデザイン

 

 資料の見せ方という意味では、たくさん色々な書籍が出ていて、だいたい同じことを書いており、外観を真似るだけでも効果が高いため、改善の効果/コストが非常に良いです。まずは、このデザインの部分を工夫するところから始めましょう。簡単で効果の高いことに取り組むのが、重要です。文字の量を減らす、とか、レイアウトだとか、様々な工夫がコンサルティング会社やコンサルティング会社出身者の本として出版されていますので、参考にするとよいでしょう。

 

改善ポイント3

データの、グラフや図への落とし込み

 

 これは、1に比べると、難しくありません。データをグラフや図としてうまく見せるための方法はかなりたくさん開発されています。データの選択、取得が「非常に難しい」のに比べると、データの処理は「かなり難しい」くらいでしょうか。私自身、職人技レベルでできるわけではありません。

 

 ただ、分析手法のカタログや、他人の資料を見るだけでも勉強することができますので、レベルアップを図る機会は多いです。

 

 というわけで、この仕事なら、ポイント2→ポイント3→ポイント1の順に、仕事に関係する技術を習得することでよい仕事ができるようになります。これは、その会社に「だけ」通用するスキルでは全くなく、他の会社に行こうが、仕事以外だろうが、効力を発揮するものです。

 

 次は、一冊の本を選んで、勉強する時の方法について考えてみましょう。