B☆らぼ

知っている、から、理解できた、へ。理解できた、から、できる、へ。ビジネス知識からパフォーマンスへの橋渡し

Lancers.jp

企業で働くときにも、意識の高い押しつけがましい奴とは戦わなければならない。

意識高い系のおっさん(ただし、仕事は遅い)

 ファーストキャリアで仕事をしていた時に、とても仕事の遅いおっさんと組んだことがありました。社会経験は豊富なのですが、とにかく仕事が遅く、段取りが致命的に悪いため、ファイルを収集するという程度の作業でも一日かけるとか狂ったことを平気でしていました

 

 でも、眼はきらきらしていて、こちらが淡々と仕事をしていたら説教してくるんです。

やりがいの前に早く仕事を終わらせろよ 

 当時は鬱陶しいなあ、と思っていただけでしたが、結局その人とチームを組んだときには、いちいち仕事が遅れるため、余分に発生した書類を書く仕事や細かい分析の作業を全部こちらでやらなければならず、20代半ばの純粋なガキだった私は文句も言わずに大量の作業をこなして、体調を崩しましたとさ。

 

 今思うと、仕事にやりがいを持っています、と言いつつ、生産性が低くて工夫するよりも原始的な方法でつまらない作業に恐ろしくたくさんの時間をかけるような人とは戦うべきだったのです。

 

意識高いバカは利害関係の反する敵

 同じ会社の仲間だと思ったのが間違いでした。その人が非効率な仕事を続ける限り、こちらには作業が回ってきます。要するに利害相反の関係があるわけです。私はもっとその点を真摯に受け止めるべきだったと思います。

 

 その人は「意識が高い」系だったと思います。能力は低い系でしたが。そして、自分の無能は省みず、他人に説教してくるあたりが押しつけがましい奴でした。本当にこういう人材はゴミだと思います。