妙な居心地の悪さ
ぼんやりしていると、自分の周囲にあるものが問題のあるものばかりに見えてきて(実際に問題なしと言い切れるわけではないのですが)居心地が悪くなる時があります。
そんなときに原因を考えて、はっきりさせることができれば、不安な感情をうまく処理することができる……のでしょう。このアプローチは、認知行動療法っぽいですが、問題は意味のない不安にとらわれているときというのは思考力も落ちていることにあります。
頭がもやもやしている時と不安がセットになっているのは、不安感が思考を鈍らせるから、という説明が一つできました。
でも、もうひとつ考えうるのは、はっきりと物事を割り切る思考力が弱っているときに、不安感が生じる、ということです。
良く考えれば、適切なフィルターを通して見ないと、世の中はわけのわからないことばかりです。ノイズを遮り、有益な情報を注視するためには、思考力が必要です。
私は「考えない」という姿勢が取れないので、四六時中、つまらないことから比較的高尚なことまで含めて考えています。
思考も疲弊する、と考えるのが妥当なんでしょうね。その疲弊の結果が、居心地の悪さなんでしょう。
なんとかならんもんかなあ、と思いながら、そういう時はラジオや音楽を聞きながら寝ています。起きていても無駄だからです。